スーパーコンピューター「富岳」を支える 当社の技術について
弊社は(寿精工 長野県岡谷市)は、スーパーコンピューター「富岳」の冷却装置に使われる接合部品を製造しています。それでは『富岳』の安定稼働を支えているのか、その高い信頼性と精密加工技術の背景、加工精度とこだわりについてご紹介します。

当社の強みは、難削材SUS304を高精度に加工し、高い真円度・平面度・密着性を実現する技術です。
世界第1位の性能を支える、目に見えない精密加工技術がここにあります。
技術紹介:高精度×高真円度を実現する難削材加工
スーパーコンピューター「富岳」のCPU(中央演算装置)やメモリの発熱を冷却する装置には、極めて高い精度が要求されます。
使用されるステンレス材(SUS304)は、耐食性に優れる一方で、
熱や加工硬化による残留応力や変形が起こりやすい“難削材”です。
当社では、長年培ってきた熟練の切削技術と、最新CNC設備によるミクロン単位の制御で、
- 高真円度(気密性・密着性を確保)
- 高平面度(接合部の安定化)
- 寸法精度の均一化(互換性の確保)
を同時に実現。
これにより、冷却装置内での密閉性・互換性を高水準で保ち、信頼性の高い部品供給を可能にしています。

技術が支える「富岳」の世界一
「富岳」は、スパコンランキングで世界第1位を獲得した日本が誇るスーパーコンピューターです。
その冷却性能を陰で支えるのが、寿精工の加工技術です。
わずかな寸法誤差も許されない精密部品を安定して製造できることが、
“世界一”の性能維持を支える一因となっています。
難削材加工のことなら寿精工へ
当社は、SUS304をはじめ、チタン・インコネルなどの難削材の精密加工に対応しております。
試作から量産まで、お客様のニーズに合わせた最適な加工方法をご提案します。
冷却装置・電子機器部品・産業機械など、高精度が求められる金属加工のご相談は、ぜひ寿精工へ。
冷却装置・電子機器部品・産業機械など、高精度が求められる金属加工のご相談は、ぜひ寿精工へ。